So-net無料ブログ作成
ウィスキー ブログトップ

アラン/スプリングバンク [ウィスキー]

アランというウィスキーをご存知ですか。
1995年、スコットランド西岸に浮かぶアラン島に、シーバスリーガルの代表を勤めるなどしたハロルド・カリー氏が設立した、まだ新しい蒸留所です。私とかみさんは、新婚旅行帰りのシャルル・ド・ゴールでこの酒に出会って以来、家で飲むウィスキーといえば絶対にこれ!というくらいのアラン好き。特にかみさんなど、ウィスキーが飲めなかったのに、これは甘くてまろやか、飲みやすい!ということで、いまやすっかり虜になってしまいました。

さて先日買ったアランの箱の中に「ウィスキー・メーカーズ・ディナー」応募券というのが入ってまして、応募したら当たってしまい、行ってまいりました。

(株)ウィスク・イーpresents 「ウェストコースト・ウイスキー・メーカーズ ディナー」
日時:平成18年2月9日(木) 19:30-21:30
会場:シティクラブ・オブ・東京(カナダ大使館ビル地下1階)

(株)ウィスク・イーは、アランやスプリングバンクといったシングルモルトをはじめ、様々なレアモルトを扱っているインポーターさんです。今回は、アランの蒸留所長ゴードン・ミッチェル、スプリングバンクの蒸留所長フランク・マッカーディを招いてのディナーということでした。ゴードン・ミッチェルといえば、アランのラベルには必ず彼のサインが入ってます。

ゴージャスな会員制クラブのラウンジに入ると、今回の当選者30名ほど(ほとんど男)がウェルカムドリンクのアランやスプリングバンクを飲みながら、思い思いにくつろいでいました。いや~、絨毯ふかふかですね~。静かで重厚なムードですね~。しもじもは入れない雰囲気が漂っていて、緊張します。心を沈めるためにも、スプリングバンク10年をまずひとなめ。

10分ほど待っていると主賓たちがいよいよ登場してくれました。なんだかずいぶん人数が多いです。しかも、スコッチキルト着用の正装!かなり気合が入っております。

左から、Whyte&Mackay社のジョーンズ氏、スプリングバンクのピーター・カーリー氏、スプリングバンクの蒸留所長フランク・マッカーディー氏、Whyte&Mackay社のマスターブレンダー、リチャード・パターソン氏、アランの蒸留所長ゴードン・ミッチェル氏、ウィスキーマガジンライター、デイヴィッド・ブルーム氏、マイクを握っているのがウィスキー評論家のマイケル・ジャクソン氏です。
こんなに揃うとは思わず、びっくり。

マイケル・ジャクソン氏による、ほとんど自分史、かつめちゃめちゃ長い開会の挨拶が終わると、ディナールームへと移動。さあ試飲です。


まずアランのブース。
左から、アラン・シングルカスク・シャンパンフィニッシュ、アラン・ヴィンテージコレクション1996、ロイヤル・アイランド30年(ブレンディッド)、アラン・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(マシャレッリ「villa Gemma」)・フィニッシュです。なんか、凄いのばっかり出してきたな、という感じ。

シャンパン・フィニッシュは、アンリ・ジロー(Henri Giraud)のフレンチオーク樽で、6ヶ月間フィニッシュしたもの。アンリ・ジローは王室御用達分と一部の上流階級のみへの販売で、一般市場には近年まで全く販売されていなかったといういわくつきのメゾンです。そのグラン・クリュと書いてあるので、このメゾンのプレステージであるフウ・デ・シャン/Fut de Cheneを寝かせた樽ということでしょう。
グラン・クリュは323あるシャンパーニュ村の畑の中で僅か17しか指定されていません。
飲んでみた感じは、意外にすっきりした香りだなあ、ということ。アランの特徴である、リッチな甘さは健在なのですが、シャンパンという言葉の魔力でしょうか、爽やかな感じがするのです。

それと、これまで様々な樽を使ってきたアランですが、モンテプルチアーノ・ダブルッツオ・フィニッシュは見たことがありませんでした。ウィスク・イー社のサイトにも紹介されていませんね。

マシャレッリ社のトップキュベである、Villa Gemmaの樽で寝かせたとのこと。
今までのアランにない、不思議な柔らかさ、穏やかさを湛えていたのが印象的でした。アランの中では最もまろやかで飲みやすいかもしれません。相当に酔っ払っていたのですが、とにかくこれは覚えています。

次にスプリングバンク。

というか、スプリングバンクは、21年などもあったのですが、それは行かずに、同蒸留所のもう一つのウィスキー、ロングロウに行ってしまいました。ロングロウはスプリングバンクのヘビーピートタイプなのだそうですが、飲んでみてびっくり、香りが正露丸そのもの!と書くと、やな感じですが、ウィスキーのピーティーなクセが好きな人にはたまらない香りです。しかも、こんな香りでいて、味はアランのようにとても甘くまろやか。なるほど、これは面白い。ロングロウは14年と、トカイウッド・フィニッシュがありましたが、ピーティーで甘い、という特徴がより明確に出ていたのはトカイのほう。世界三大貴腐ワインのひとつ、トカイワインの樽で最後の2年間フィニッシュしたものです。これも良かったなあ。

肝心のメーカーさんとの交流は語学力不足のため、まったく果たせず(涙)。
唯一、Whyte&Mackayのジョーンズ氏とは、年の近さもあって結構お話することが出来ましたが、なぜか、子供の話だとか、イギリスに行くならどこを観光するのがいいか、とか、全然酒の話してないやんけ~。
まあ、ゴードン、マッカーディ、デヴィッド・ブルーム、パターソンの楽しいスピーチが聴けたからいいといえばいいんですが、酔っててあんまり内容も覚えてないし・・・
スピーチから感じた、それぞれの人となりとしては、アランのゴードン氏は穏やかで物静かな老紳士、スプリングバンクのマッカーディは逆にしゃきしゃきとして口も達者な老紳士という感じ。パターソン氏は仲間内でもっともクレイジーな人だと言われているとか、確かにスピーチはジョーク連発で面白かったです。

余興のじゃんけん大会の商品は、アラン・スプリングバンクカスク・フィニッシュ!
生産量1本分の1という、この会だけのためのレア物。
もう1本は、スプリングバンク12年ですが、ラベルがウェストコースト・ウィスキー・
メーカーズ・ディナー記念ラベルという、これまたこの1本だけのレア物。
ゲットならず。くやちー。家に帰って、かみさんにも怒られました(泣)。

日本側からのお土産は、愛知の「醸し人 九平次」。日本酒通の友人に後で聞いてみたら、すっきりとしていて、お米臭くない、飲みやすい酒だそうで、なるほどそういう点で外国人向けに選んだのかな。

最後に会に出席した証明書の交付。ゴードンとマッカーディがその場でサインをしてくれて、さらに二人に挟まれての記念撮影と握手までしてくれて、結構嬉しかった。後でマイケル・ジャクソンにもサインをお願いしたら、一番上に書いてくれちゃいました・・・。

ジョーンズ氏は人柄の良さを表して、左下に控えめなサイン。

ウィスク・イー公式サイト
http://www.whisk-e.co.jp/


ウィスキー ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。