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鍋島御庭焼 市川光春作「根引きの松」 [食器]

今日は新ジャンル食器です~

うちの実家は料理屋だったけど、昨年店をたたんでしまいました。
少しさびしいけど、後継者もいないから、仕方ないか~。
今は跡地に立派なマンションが建設中です。

で、先日実家に帰ったら、店で使っていた食器が処分しきれないから何か持っていけと、元女将である母親がいいました。

じゃあ、と、もらったのが、お燗を直火で簡単につけられる徳利と、それとセットになっていた盃。
最初は直火でお燗がつけられる徳利が便利だから、それだけもらおうと思っていたら、盃もくっついてきた。セットなのだそうです。

でも、よくよく聞いてみると、このセット、盃のほうが何か凄いらしく・・・・

写真を見てださい、盃が半端ないくらい薄いのです。
今、ビールグラスで薄張りって流行ってますけど、それの盃版みたいな感じ。
ちょっとうっかりすると、当たった歯で、ぱりんといっちゃいそう。

で、これでお燗をつけて飲んでみたら、香りがふうわりと立って、おちょぼ口でそーっと飲むからか、口にゆっくりと入ってきて、まろやかに感じられたのです。菊正宗のピンだって、気品のある味に感じられましたよ~気のせいかな?

ためしに、シングルモルトをこれで飲んでみたら、全く同様の結果。口にそーっと入ってくるから、グラスで飲んだときのような、アルコールのやきもきする感じが全くなく、甘い味だけが口の中に広がる!新発見~!!

一応、母親から聞いた、この酒器セットの「ものとなり」は、作者が鍋島御庭焼の市川光春氏、鍋島藩おかかえの陶工の中でも特別に御殿様から鍋島家の家紋を使用することを唯一許された知る人ぞ知る昭和の名工なのだそうです。この酒器の名前は、デザインに根っこごと引っこ抜いて飾る門松の原型である「根引きの松」が描かれているので、箱書きに「根引松」と書いてありました。

料理屋でも、壊れやすいこれだけは気をつけて洗っていたそうですが、それでも結構割れちゃったみたいですね・・・
我が家の家宝にして、滅多に使わないようにしなければ・・・とついつい貧乏人根性が出てきました・・・





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